【朝霞市】災害に備えを。カインズ朝霞で実体験した車中泊をレポート!

2024年1月1日に発生致しました、能登を震源とする「令和6年能登半島地震」にて、被害に遭われた皆様には謹んでお見舞いを申し上げます。 辛いニュースが続いていますが、皆様に少しでもお役に立てる情報をお届けしたいと思い、先日参加させていただいた「カインズ朝霞店」での車中泊体験のレポートをさせてください。

まず、カインズ朝霞は朝霞市と、災害時に一時避難としての場所の提供、及び生活物資の供給をすることを締結していて、様々な防災イベントを開催しています。
私が参加したのは、災害の時に車中泊を勧めるものではなく、車での避難を余儀なくされた場合の避難生活の想定と、少しでも快適に過ごせるようにというアドバイスのためのイベントでした。
2023年10月28日から29日にかけてカインズ朝霞店の2階駐車場の一角で行われ、約10組の家族がそれぞれの自家用車で参加しました。
災害の時でも必要な5つのアクションを、各分野でプロフェッショナルの講師に説明していただきました。
まずはトイレです。
水が使えない時でも感染症を防ぐためにもきちんと清潔に始末することが大切です。もしトイレの水が流れなかったら、ゴミ袋を便器内に取り付け、さらにその上に設置した袋に用をたせば、給水シートもしくは凝固剤で固めて捨てることができます。
そして、食事です。実際に非常食をいただきました。ポットがあったので温かい状態のものをいただけましたが、お水を使うものや、そのままいただけるものもたくさんありました。 カインズには野菜やフルーツのドライフードが豊富にあります。とっても美味しいし栄養も取れる優れものなので、こちらは本当にオススメです!
食事の後に気になるのは口腔ケアです。
もちろん、災害時には歯磨きをする余裕もない時もあります。ですが、細菌が繁殖することで病気につながる可能性もあるので、口腔用ウェットティッシュや液体歯磨き、キシリトール入りシュガーレスガムなどでも虫歯予防になります。また、水がない時には舌で歯の表面を舐めていただくだけでもだいぶ違います。
そして、体力の回復にも大切な睡眠。
車中泊専門誌カーネルの編集長や日頃から車中泊をしているキャンパーの方が車内で快適に過ごすための極意を熱く語ってくれました。 それぞれの家族構成と車の形状、シートアレンジがありますが、まずは誰がどこで寝れるかを把握しておくことが大切です。車種、家族の人数、身体のサイズは時に変化しますので、常にアップデートしておきましょう。
また、カインズではマットに相当力を入れているらしく、きっと車中でも、身体の負担を軽減してくれるマットがありますよ!
実際に各家族の自前の車で一晩を過ごしました。
そして翌朝を迎え、みんなで体操をしました。
水分補給と適度な運動はエコノミークラス症候群から守るために必要です。
以上を2日に渡り体験させていただきました。
ニュースでも避難生活の様子はたくさん報道されていますが、やはり実際に体験することは貴重ですし、私は運良く災害時ではなく練習として体験させていただけたことにありがたく感じています。
市内にはカインズ朝霞だけでなく、他にも民間避難場所があります。
・株式会社丸沼倉庫(車中泊可)
・ジャムフレンドクラブ朝霞(車中泊可)
・前田道路株式会社 朝霞合材工場
・スマイルホテル北朝霞
・スポーツクラブルネサンス北朝霞24
・東横イン北朝霞駅西口
※市が開設情報を広報してからの開設となります。
日頃からハザードマップを確認し、必要に応じ避難先を考えておくことが重要です。
朝霞市災害ハザードマップ

是非、皆さまも家族で話し合ったり、イメージをして普段から備えていただければ幸いです。そして、今被災地で避難生活を送られている方に、早く日常が取り戻せるように心からエールを送りたいです。

カインズ朝霞店はこちら

2024/01/18 09:38 2024/01/18 11:42
ほたて

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